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桐木の育て方

私の桐木の育て方の紹介です

カンタンの飼育に使う桐木の育て方の紹介です。桐木は普通和ダンスなど家具に使われていますが、 ここではカンタンの飼育に使う桐木の育苗に特化し、また桐木は挿し木などでも増やせますが ここでは種を蒔き苗を育てる方法を紹介します。

桐木を使うと飼育しているカンタンの姿が比較的観察しやすいというメリットがあります。これまで メハジキソウを使って飼育していたのですが、メハジキソウに加えて桐木を使った飼育を進めるつもりです。

桐木を育てる目的は @桐木を使った「カンタン飼育カゴ」と「カンタン鑑賞カゴ」を完成させること、 A桐木を使ってカンタンを沢山飼育することです。


桐の苗の育苗の紹介



桐の種を紹介しておきます。秋になると写真で示すような実が桐木の枝先に沢山つきます。 11月ころその実を採ってきて中にある種を採取します。枝には翌年に開花する房状の蕾が 沢山ついており翌年の春に葉が茂る頃薄紫の花が咲き秋に房状の実になります。



上に紹介した桐の実の殻の中に写真に写されたような実が入っています。もみじの実の ように羽が2枚付いていて風に舞う、と云われていますが私のとった実は写真で見る通り 羽はありませんでした。桐の実は平たくて大きさは1ミリ内外で、声を出した程度の息でも 舞ってしまいます。

30年
3月



昨年9月に蒔いた桐木の苗が双葉を付けるほどに育ったのですが、この冬にほとんど枯れて しまいました。寒さのせいか、水不足のせいか不明ですが、また桐木の種を蒔きました。 今種を蒔くと5月頃に芽が出て夏の間にかなり成長し、次の冬を枯れずに越せるのではないかと 思っています。写真の左側のプランターが今度蒔いたものです。右側のはほとんど枯れてしまった ものです。
(30年3月25日撮影)



一昨年9月に蒔いた桐木で一部のものは昨年「カンタン鑑賞カゴ」に使ったもの が温室中で冬を越し、新芽が出てきました。冬の間に枯れてしまうかと心配して いたのですが思ったより枯れるものが少なく助かりました。もう少ししたら 植え替えて「カンタン鑑賞カゴ」に使う予定です。
(30年3月25日撮影)

29年
1月



プランターを使って底に湿らせた赤玉(小粒)を入れ、その上に川砂を1.5cmほど入れて その上に乾いた砂に桐の種を混ぜ込み、1cmくらいの厚さにをむらなく蒔き潅水します。 写真は砂を使ったものですが、後に園芸ショップで売っている「種まき用の土」を使いましたが その方がズッと発芽率が良かったです。種まきに時期は12月から1月と言われています。 その時期にいろいろの方法で試してみましたが、いずれも発芽しました。しかし、種まきした 後発芽するまで2か月くらいかかります。発芽時の芽は非常に小さいので、水やりなどの 世話には注意が必要です。

3月



1月に蒔いた桐の種が沢山芽を出しました。芽が大変小さいので管理が難しいのですが、水はけの よい土を使って、乾燥させないようにすれば、それほど難しいのもではないことがわかりました。 種を蒔いてから発芽するまでおよそ2か月かかることも念頭に入れて辛抱強く待つことも肝要です。 (29年3月6日撮影)  

桐木の育苗の紹介です

3月



昨年9月に種を蒔いた桐の苗がかなり大きくなりました。自然の中では桐木は冬には葉を落としてしまうのに 9月に芽を出した苗は落葉しませんでした。ホームページで見た情報では種まきの時期は12月、1月と書かれて いましたが9月に蒔いたものも発芽して育ってくれました。寒さに弱いと思い周囲を藁で囲いました。1月に蒔いた 苗は乾燥防止の目的でビニールの覆いを被せました。苗がなぜ落葉しないのかわかりませんが、私にとっては幸いな ことです。
(29年3月6日撮影)  

4月



昨年9月に種蒔きした桐の苗をビニールハウスの中に2畝にして植えつけました。メハジキソウが9月に入り 枯れ始めるころ、この桐の木が茂っていて、遅れて育ったカンタンが移り住んでくれることを期待しています。
(29年4月3日撮影)

7月



同じように昨年9月に種を蒔いた桐木を枝を摘めながら、肥料を控えめにして「飼育カゴ」に フィットするように育てたものをカゴに入れました。
(29年7月8日撮影)



温室の中に植えた昨年9月に種を蒔いた桐木です。同様に枝を摘めながら、肥料を控えめに育てました。 種を蒔いてから1年足らずでここまで成長するとは思っていなかったので、喜んでいます。
(29年7月29日撮影)



写真は桐木を使ったカンタンの鑑賞カゴです。鉢の中に桐木を植えたポットを入れ、中の様子がよく見えるようにと 思い透明なプラスチックを載せてみました。手間がかからないようと思っていたのですが、結果的には期待通りには 行きませんでした。また、中の桐木に水やりしたときにプラスチックに水滴が付き少し目障りです。カンタンを入れて 様子をみることにします。
(29年7月7日撮影)

8月



飼育カゴに使う桐木の写真です。はじめのころは早く成長してほしいと思い肥料を多くやりすぎたので、桐木全体が 肥満状態になり、左右に伸びた葉がプランターの縁をはるかに超えてしまいました。その後芯を摘んで枝が多く出る ように世話をし肥料を控えた結果、かなり小さめにまとまってきました。伸びすぎた葉を何枚かカットすれば飼育カゴ の中に納まると思います。
(29年8月9日撮影)



鑑賞カゴに使う桐木の写真です。この春育った苗の芯を摘んで2〜3本の枝を出させました。さらに枝の芯と広がった 葉をカットし、鑑賞カゴの中に入れるようにしました。
(29年8月9日撮影)

10月



また桐木の種を蒔きました。昨年9月さらに今年になってから蒔いた種が順調の育ち、現在桐木 は不足しているのではないのですが、なんとなくまた種を蒔いてしまいました。強いて言うならば 現在成長しているものが来年には成長しすぎて使い難くなるのではないかという不安に対する バックアップといったものです。
(29年10月13日撮影)

11月



上記で紹介したプランターに種を蒔いた桐が発芽しました。上の写真が10月13日に撮影されています ので約1か月で発芽したことになります。以前は2か月くらいかかったように思いますので認識を変える 必要がありそうです。今年の夏の経験によればこの苗も来年の夏には「鑑賞カゴ」用の苗として使える と思います。以前桐木の苗を手に入れるために桐木を探し回ったり、根を掘り出したりした苦労が嘘 のように思われます。ここでのカンタン飼育は先生がいないのですべてのことが手探り状態で行って いますのでこのような遠回りの連続になります。
(29年11月16日撮影)



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